FetLifeでプロフィールを作成すると、MaleやFemaleだけでなく、Agender、Genderfluid、Nonbinary、Transgenderなど、数多くのGenderが表示されます。
日本ではあまり見かけない用語も多いため、「どれを選べばよいのか分からない」「相手のプロフィールを見ても意味が分からない」と感じる人もいるかもしれません。
この記事では、FetLifeに表示されるGender用語を、英語表記のアルファベット順に一つずつ簡単に解説します。似ている用語については、その違いも紹介します。
はじめに知っておきたいこと
Genderは、その人が自分自身をどのような性別・Genderとして認識しているかを表す言葉です。
ただし、FetLifeのGender欄には、厳密にはGender Identityだけではない項目も含まれています。
たとえば、Intersexは身体的な性の特徴、Crossdresserは服装や表現、Two-SpiritやHijraは特定の文化や共同体と関係する言葉です。
そのため、ここでは「FetLifeのGender欄で選択できる用語」としてまとめています。
また、同じ用語を選んでいても、その人が言葉に込めている意味やGenderの感じ方は異なります。一般的な説明だけで相手を決めつけず、本人の自認を尊重することが大切です。
A
Agender(エイジェンダー)
自分にはGenderがない、または自分のGenderを感じない人を表します。
男性でも女性でも中性でもなく、「性別そのものを持っていない」という感覚に近い言葉です。
Androgyne(アンドロジン)
男性的なGenderと女性的なGenderの両方を持つ、またはその中間にあるGenderを表します。
外見が中性的という意味で使われることもありますが、Gender Identityとして使う場合は、内面的なGenderを指します。
Androx(アンドロックス)
男性的なGenderと、男性・女性の両方を含むような中性的なGenderの間にある感覚を表します。
比較的新しく、定義が完全には統一されていないため、使う人によって意味が異なることがあります。
Apagender(アパジェンダー)
自分のGenderを特に重要だと感じない、またはGenderを決めることに関心がない人を表します。
Genderがまったくないというより、「自分が何Genderなのかをあまり気にしていない」という感覚です。
B
Bigender(バイジェンダー)
2つのGenderを持つ人を表します。
2つを同時に感じる人もいれば、時期や状況によって2つのGenderを行き来する人もいます。
Boy(ボーイ)
男の子、または若い男性としてのGender Identityを表します。
実際の年齢にかかわらず、自分のGenderを表す言葉としてBoyを選ぶ人もいます。
Boyflux(ボーイフラックス)
男性・男の子としてのGenderを感じる強さが変化する人を表します。
強く男性だと感じるときもあれば、男性性が弱まり、Agenderに近く感じることもあります。
Butch(ブッチ)
男性的な服装、雰囲気、振る舞いなどを持つ人が使うアイデンティティです。
特にレズビアンやクィアのコミュニティで使われてきた言葉ですが、必ずしも男性を自認しているという意味ではありません。
C
Cassboy(キャスボーイ)
Boyまたは男性寄りのGenderを持っているものの、それを自分にとって重要だと感じていない人を表します。
男性性はあるけれど、Genderが自己認識の中心ではないという感覚です。
Cassfemale(キャスフィメール)
Femaleまたは女性的なGenderを持っているものの、それを特に重要視していない人を表します。
Cassgender(キャスジェンダー)
自分にGenderはあるものの、そのGenderを重要だと感じていない人を表します。
どのGenderであるかよりも、「Gender自体が自分にとって大きな意味を持たない」という点が中心です。
Cassgirl(キャスガール)
Girlまたは女性寄りのGenderを持っているものの、それを特に重要だと感じていない人を表します。
Cassmale(キャスメイル)
Maleまたは男性的なGenderを持っているものの、それを自分にとって重要だと感じていない人を表します。
Cassman(キャスマン)
ManとしてのGenderを持っているものの、そのことを自己認識の重要な要素だと感じていない人を表します。
Casswoman(キャスウーマン)
WomanとしてのGenderを持っているものの、そのことを自分にとって重要だと感じていない人を表します。
Cisgender(シスジェンダー)
出生時に割り当てられた性別と、現在自認しているGenderがおおむね一致している人を表します。
たとえば、出生時に女性と判断され、現在も女性として自認している人はCisgender Womanと表現できます。
Crossdresser(クロスドレッサー)
社会的に別のGender向けとされている服装やメイクを楽しむ人を表します。
服装や表現に関する言葉であり、CrossdresserだからといってTransgenderとは限りません。
Crossdresser/Transvestite
(クロスドレッサー/トランスヴェスタイト)
一般的には、自分とは異なるGender向けとされる服装を身につける人を表します。
Transvestiteは古い医学的・社会的な背景を持つ言葉で、人によっては不快に感じることがあります。本人が使っていない場合は、Crossdresserと呼ぶほうが無難です。
D
Demiboy(デミボーイ)
自分を部分的にBoyまたは男性だと感じる人を表します。
残りの部分はNonbinary、Agender、別のGenderなど、人によって異なります。
Demifem(デミフェム)
自分のGenderの一部に、女性性やFeminineな要素を感じる人を表します。
必ずしもWomanやGirlを部分的に自認しているとは限らず、女性的なGenderとのつながりを表すことがあります。
Demigender(デミジェンダー)
特定のGenderとのつながりを部分的に感じる人の総称です。
DemiboyやDemigirlなどが、Demigenderの一種にあたります。
Demigirl(デミガール)
自分を部分的にGirlまたは女性だと感じる人を表します。
残りの部分は別のGenderであったり、Genderがないと感じたりすることがあります。
Demiman(デミマン)
自分を部分的にManだと感じる人を表します。
Demiboyと近い言葉ですが、Manという成人男性としての表現を好む人が使います。
Demimasc(デミマスク)
自分のGenderの一部に、男性性やMasculineな要素を感じる人を表します。
必ずしも部分的にManやBoyを自認しているとは限りません。
Demivoid(デミヴォイド)
自分のGenderの一部を、空白や欠如、Voidのように感じる人を表します。
残りの部分には、別のGenderがある場合があります。
Demiwoman(デミウーマン)
自分を部分的にWomanだと感じる人を表します。
Demigirlと近い言葉ですが、Womanという成人女性としての表現を好む人が使います。
E
Eunuch(ユーナック)
一般的には、去勢された人、または精巣を持たない・機能させない身体状態やアイデンティティを表す言葉です。
厳密にはGender Identityだけを指す言葉ではなく、身体、歴史、文化、性的アイデンティティなど、さまざまな意味で使われます。
F
Female(フィメール)
一般的には、生物学的・身体的な女性、雌を表す言葉です。
ただし、FetLifeでは身体的な性別だけでなく、女性としての自己表現として選ばれる場合もあります。
Femme(フェム)
女性的な服装、雰囲気、振る舞い、Gender表現を持つ人が使うアイデンティティです。
Womanと同じ意味ではなく、Nonbinaryの人や男性がFemmeを自認することもあります。
G
Gender Expansive
(ジェンダー・エクスパンシブ)
一般的な男性・女性の枠を超えて、幅広いGenderのあり方や表現を持つ人を表す総称です。
一つの決まったGenderを示すというより、従来のGenderの区分に限定されない人を広く含みます。
Gender Neutral
(ジェンダー・ニュートラル)
男性的でも女性的でもない、中立的なGenderを表します。
Gender Identityのほか、性別を限定しない服装、言葉、設備などを表す場合もあります。
Gender Non-Conforming
(ジェンダー・ノンコンフォーミング)
服装、髪形、振る舞いなどが、社会で期待される男性らしさ・女性らしさに当てはまらない人を表します。
主にGender Expressionに関する言葉であり、Gender Non-Conformingだからといって、必ずしもNonbinaryやTransgenderとは限りません。
Genderfae(ジェンダーフェイ)
Genderが時間や状況によって変化するGenderfluidの一種です。
一般的には、男性的なGenderを含まず、女性的・中性的・無性的なGenderの間で変化するとされます。
Genderfluid(ジェンダーフルイド)
自認するGenderが、時間や状況によって変化する人を表します。
男性、女性、Nonbinary、Agenderなど、どのGenderの間で変化するかは人によって異なります。
Genderflux(ジェンダーフラックス)
Genderを感じる強さが、時間や状況によって変化する人を表します。
Genderの種類が変わるというより、同じGenderを強く感じたり、ほとんど感じなくなったりすることが特徴です。
Genderfuck(ジェンダーファック)
社会的なGenderのルールや期待を、意図的に混ぜたり崩したりする表現やアイデンティティです。
男性的・女性的な要素をあえて矛盾する形で組み合わせ、Genderの固定観念を揺さぶる表現として使われます。
Genderless(ジェンダーレス)
Genderを持たない、または自分にGenderという概念が当てはまらないと感じる人を表します。
Agenderとほぼ同じ意味で使われることがあります。
Genderqueer(ジェンダークィア)
男性・女性という従来のGenderの枠に当てはまらない、またはその枠にとらわれたくない人が使う言葉です。
Nonbinaryと近い意味ですが、既存のGender規範に抵抗するニュアンスを含むことがあります。
Girl(ガール)
女の子、または若い女性としてのGender Identityを表します。
実際の年齢にかかわらず、自分のGenderを表現する言葉としてGirlを使う人もいます。
Girlflux(ガールフラックス)
女性・女の子としてのGenderを感じる強さが変化する人を表します。
強く女性だと感じるときもあれば、女性性が弱くなり、Agenderに近く感じることもあります。
Gendervoid(ジェンダーヴォイド)
Genderが存在しないというより、Genderがあるはずの場所を空白やVoidとして感じる人を表します。
Agenderと近い言葉ですが、「何もない空間」「欠けている感覚」を強調します。
Gynx(ジンクス)
女性的なGenderと、男性・女性の両方を含むような中性的なGenderの間にある感覚を表します。
比較的新しい言葉であり、定義や感じ方には個人差があります。
H
Hijra(ヒジュラ)
南アジアに歴史的に存在する、特有の文化・社会的役割を持つGenderコミュニティを表します。
単にTransgenderやNonbinaryの別名ではありません。インド、パキスタン、バングラデシュなどの文化や歴史と深く結びついた言葉です。
I
Intersex(インターセックス)
染色体、性腺、生殖器などの身体的な性の特徴が、典型的な男性・女性の区分に当てはまらない人を表します。
Intersexは身体的特徴に関する言葉であり、Gender Identityとは別のものです。Intersexの人が男性、女性、Nonbinaryなど、どのGenderを自認するかは人によって異なります。
Intersex Female
(インターセックス・フィメール)
Intersexの身体的特徴を持ち、Femaleまたは女性として自認・表現している人を表します。
Intersex Male
(インターセックス・メイル)
Intersexの身体的特徴を持ち、Maleまたは男性として自認・表現している人を表します。
M
Male(メイル)
一般的には、生物学的・身体的な男性、雄を表す言葉です。
FetLifeでは、身体的な性別だけでなく、男性としての自己表現として選ばれる場合もあります。
Man(マン)
成人男性としてのGender Identityを表します。
身体的特徴にかかわらず、自分を男性だと認識している人が使うことができます。
Masc(マスク)
Masculineの略で、男性的なGender、服装、雰囲気、振る舞いなどを表します。
Manと同じ意味ではなく、Nonbinaryや女性の人がMascを自認することもあります。
Maverique(マーベリーク)
男性、女性、中性、無性とは異なる、独立した明確なGenderを持つ人を表します。
Genderがないのではなく、既存の男性性・女性性とは関係しないGenderがあるという感覚です。
Multigender(マルチジェンダー)
複数のGenderを持つ人を広く表す総称です。
Bigender、Trigender、Polygenderなどを含む大きなカテゴリーとして使われることがあります。
N
Nonbinary(ノンバイナリー)
男性または女性のどちらか一方だけには当てはまらないGenderの総称です。
男性と女性の中間、両方、どちらでもないGender、変化するGenderなど、さまざまなアイデンティティが含まれます。
Not Applicable
(ノット・アプリカブル)
「該当しない」「Gender欄を自分には適用しない」という意味です。
Genderを公開したくない、既存の選択肢が当てはまらない、またはGenderという分類を必要としない場合などに選ばれます。
O
Omnigender(オムニジェンダー)
多くのGender、またはすべてのGenderを自分の中に持つ人を表します。
それぞれのGenderの違いを区別しながら感じる、という意味で使われることがあります。
P
Pangender(パンジェンダー)
自分に当てはまり得るすべてのGenderを持つ、または非常に幅広いGenderを経験する人を表します。
Genderがないという意味ではなく、多数のGenderを含むという意味です。
Plural(プルーラル)
一人の身体の中に、複数の人格、意識、自己、メンバーなどが存在すると感じる状態やコミュニティ上の呼び方です。
Pluralは必ずしもGenderそのものではありませんが、複数のメンバーがそれぞれ異なるGenderを持つ場合があるため、FetLifeのGender欄に含まれています。
Polygender(ポリジェンダー)
複数のGenderを持つ人を表します。
すべてのGenderではなく、いくつかのGenderを同時に持ったり、行き来したりする場合に使われます。
Q
Questioning(クエスチョニング)
自分のGenderが何であるかを考えたり、探したりしている途中の人を表します。
まだ決めていないことや、今後変わる可能性があることも含めた言葉です。
T
Trans – Female to Male
(トランス・フィメール・トゥ・メイル/FTM)
出生時に女性と割り当てられ、男性として自認している人を表す従来の表現です。
現在はTrans Manを使う人も多く、FTMという表現を好まない人もいます。
Trans – Male to Female
(トランス・メイル・トゥ・フィメール/MTF)
出生時に男性と割り当てられ、女性として自認している人を表す従来の表現です。
現在はTrans Womanを使う人も多く、MTFという表現を好まない人もいます。
Trans Boy(トランスボーイ)
出生時に割り当てられた性別とは異なり、Boyまたは若い男性として自認しているトランスジェンダーの人を表します。
Trans Girl(トランスガール)
出生時に割り当てられた性別とは異なり、Girlまたは若い女性として自認しているトランスジェンダーの人を表します。
Trans Man(トランスマン)
出生時に女性と割り当てられ、男性として自認している人を表します。
身体的な移行、ホルモン治療、手術などを行っているかどうかは関係ありません。
Trans Nonbinary
(トランス・ノンバイナリー)
Transgenderであり、男性・女性のどちらか一方だけではないGenderを自認している人を表します。
出生時に割り当てられた性別と現在のGenderが異なり、Nonbinaryでもある人が使います。
Trans Woman(トランスウーマン)
出生時に男性と割り当てられ、女性として自認している人を表します。
身体的な移行や医療的処置をしているかどうかは関係ありません。
Transfeminine
(トランスフェミニン)
出生時に割り当てられた性別よりも、女性的・Feminineな方向にGenderを持つトランスジェンダーの人を表す総称です。
Trans Womanだけでなく、女性寄りのNonbinaryの人が含まれる場合もあります。
Transgender(トランスジェンダー)
出生時に割り当てられた性別と、現在自認しているGenderが一致しない人を広く表す総称です。
Trans Man、Trans Woman、Trans Nonbinaryなど、さまざまな人が含まれます。
Transmasculine
(トランスマスキュリン)
出生時に割り当てられた性別よりも、男性的・Masculineな方向にGenderを持つトランスジェンダーの人を表す総称です。
Trans Manだけでなく、男性寄りのNonbinaryの人が含まれる場合もあります。
Trigender(トライジェンダー)
3つのGenderを持つ人を表します。
3つを同時に感じる場合もあれば、時間や状況によって3つのGenderを行き来する場合もあります。
Two-Spirit(トゥー・スピリット)
北米先住民の一部の文化における、Gender、性的指向、社会的・精神的役割に関係するアイデンティティです。
すべての先住民に共通する言葉ではなく、先住民ではない人が単にNonbinaryの別名として使う言葉でもありません。
U
Unsure(アンシュア)
自分のGenderがまだ分からない、またはどの用語が自分に合うか確信がない人を表します。
Questioningとよく似ていますが、Unsureは「分からない状態」、Questioningは「考えたり探したりしている過程」をやや強調します。
W
Woman(ウーマン)
成人女性としてのGender Identityを表します。
身体的特徴や出生時に割り当てられた性別にかかわらず、自分を女性だと認識している人が使えます。
X
Xenogender(ゼノジェンダー)
男性的・女性的という一般的な言葉ではなく、自然、動物、宇宙、色、音、感覚などを用いてGenderを説明するカテゴリーです。
たとえば、「星のようなGender」「海のように深く変化するGender」といった比喩によって、自分の感覚を表します。
これは、自分が動物や物そのものであるという意味ではありません。一般的なGender用語では説明しにくい感覚を、別の概念を借りて表現する方法です。
似ているGender用語の違い
Agender・Genderless・Gendervoidの違い
Agender
Genderがない、またはGenderを感じない人。
Genderless
自分にはGenderというものがないと感じる人。Agenderとほぼ同じ意味で使われます。
Gendervoid
Genderがあるはずの場所を、空白やVoidのように感じる人。
3つともGenderがない感覚を表しますが、Gendervoidは「空白」「欠如」という感覚を強く表します。
ApagenderとCassgenderの違い
Apagenderは、自分のGenderを決めることや考えることに、あまり関心がない状態です。
Cassgenderは、自分にGenderはあるものの、そのGenderを重要だと感じない状態です。
Apagenderは「何Genderか気にしない」、Cassgenderは「Genderはあるが重要ではない」という違いがあります。
Bigender・Trigender・Multigender・Polygenderの違い
Bigenderは2つのGenderを持つ人です。
Trigenderは3つのGenderを持つ人です。
Multigenderは複数のGenderを持つ人の総称です。
PolygenderはいくつかのGenderを持つ人を表します。
BigenderとTrigenderは数が決まっていますが、MultigenderとPolygenderは複数のGenderを幅広く表します。
Demigender・Demiboy・Demigirlの違い
Demigenderは、特定のGenderを部分的に感じる人の総称です。
Demiboyは、自分を部分的にBoyまたは男性だと感じる人です。
Demigirlは、自分を部分的にGirlまたは女性だと感じる人です。
DemiboyとDemigirlは、Demigenderの中に含まれます。
FemaleとWomanの違い
Femaleは、一般的に身体的・生物学的な性を表す言葉です。
Womanは、成人女性としてのGender Identityを表す言葉です。
ただし、FetLifeでどのような意味を込めて選択しているかは、人によって異なります。
MaleとManの違い
Maleは、一般的に身体的・生物学的な性を表す言葉です。
Manは、成人男性としてのGender Identityを表す言葉です。
Femme・Woman・Femaleの違い
Femmeは、女性的な雰囲気、表現、Genderとのつながりを表します。
Womanは、女性としてのGender Identityです。
Femaleは、一般的には身体的・生物学的な性を表します。
Femmeを自認している人が、必ずしもWomanやFemaleとは限りません。
Masc・Man・Maleの違い
Mascは、男性的な雰囲気、表現、Genderとのつながりを表します。
Manは、男性としてのGender Identityです。
Maleは、一般的には身体的・生物学的な性を表します。
Mascを選んでいる人が、必ずしもManやMaleとは限りません。
GenderfluidとGenderfluxの違い
Genderfluidは、Genderの種類が変化する人です。
Genderfluxは、Genderを感じる強さが変化する人です。
たとえば、男性から女性、Nonbinaryへと変化する感覚はGenderfluid、男性性が強くなったり弱くなったりする感覚はGenderfluxと表現できます。
Gender NeutralとAgenderの違い
Gender Neutralは、男性的でも女性的でもない中立的なGenderがある状態です。
Agenderは、Genderがない、またはGenderを感じない状態です。
「中立的なGenderがある」のか、「Gender自体がない」のかが主な違いです。
Gender Non-ConformingとNonbinaryの違い
Gender Non-Conformingは、服装や振る舞いが社会的なGenderの規範に当てはまらないことを表します。
Nonbinaryは、男性・女性のどちらか一方だけには当てはまらないGender Identityです。
女性として自認しながら男性的な服装をする人は、Gender Non-ConformingであってもNonbinaryとは限りません。
NonbinaryとGenderqueerの違い
Nonbinaryは、男性・女性のどちらか一方だけには当てはまらないGenderの総称です。
Genderqueerも近い意味ですが、既存のGenderの枠組みや社会的規範にとらわれないというニュアンスを持つことがあります。
実際には、両方をほぼ同じ意味で使う人もいます。
OmnigenderとPangenderの違い
どちらも、多くのGenderまたはすべてのGenderを持つ感覚を表します。
Omnigenderは、それぞれのGenderを異なるものとして認識しながら経験するという意味で使われることがあります。
Pangenderは、自分に当てはまり得るすべてのGenderを包括的に持つ感覚を表すことがあります。
ただし、両者を同じ意味で使う人もいます。
QuestioningとUnsureの違い
Questioningは、自分のGenderについて考えたり、探したりしている途中の状態です。
Unsureは、現時点で自分のGenderが分からない、確信がない状態です。
大きな違いはなく、本人がしっくりくるほうを選ぶことができます。
Trans ManとTransmasculineの違い
Trans Manは、男性として自認しているトランスジェンダーの人です。
Transmasculineは、男性的な方向にGenderを持つトランスジェンダーの人を広く含みます。
Transmasculineの人が、必ずしも完全に男性だと自認しているとは限りません。
Trans WomanとTransfeminineの違い
Trans Womanは、女性として自認しているトランスジェンダーの人です。
Transfeminineは、女性的な方向にGenderを持つトランスジェンダーの人を広く含みます。
Transfeminineの人が、必ずしも完全に女性だと自認しているとは限りません。
TransgenderとNonbinaryの違い
Transgenderは、出生時に割り当てられた性別と現在のGenderが異なる人を広く表します。
Nonbinaryは、男性・女性のどちらか一方だけには当てはまらないGenderを表します。
Nonbinaryの人がTransgenderを自認することもありますが、すべてのNonbinaryの人がTransgenderという言葉を使うわけではありません。
Gender・Orientation・Roleは別のもの
FetLifeのプロフィールでは、Gender、Orientation、Roleを別々に設定します。
Gender
自分自身をどのようなGenderだと感じているか。
Orientation
どのような人に恋愛的・性的な魅力を感じるか。
Role
BDSMやキンクの関係・プレイで、どのような役割を持つか。
たとえば、Trans WomanでLesbian、さらにDommeという人もいます。
Trans WomanはGender、LesbianはOrientation、DommeはRoleです。
Genderだけを見て、その人の性的指向やBDSM上の役割を判断することはできません。
プロフィールのGenderだけで決めつけない
Genderは、その人の性的指向、身体、服装、性格、好きなプレイ、Dom・SubなどのRoleを自動的に示すものではありません。
たとえば、Femmeだから女性とは限りません。
Transgenderだから、身体的な移行や手術をしているとも限りません。
Nonbinaryだから、必ず中性的な服装をしているとも限りません。
Intersexだから、NonbinaryやTransgenderであるとも限りません。
用語の一般的な意味を知ることは、相手を理解するための入り口になります。しかし、その言葉だけで相手のすべてを判断しないことも大切です。
相手がどのような意味でそのGenderを選んでいるか知りたい場合は、答えを強制せず、失礼にならない聞き方を心がけましょう。
まとめ
FetLifeには、日本ではまだなじみの薄いGender用語が数多く用意されています。
中には意味がよく似たものもありますが、微妙な違いを使い分けることで、自分のGenderをより正確に表現できるようになっています。
ただし、用語の定義は絶対的なものではありません。同じGenderを選んでいる人同士でも、感じ方や言葉の使い方は異なります。
Gender用語は、相手を分類したり決めつけたりするためのものではなく、一人ひとりが自分自身を表現しやすくするための言葉です。
まずは基本的な意味を知り、そのうえで本人の自認や説明を尊重しましょう。














